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2022年7月10日(日)


6月27日、関東地方の梅雨明けが発表された。梅雨入りしてからあっという間の梅雨明け。

梅雨の期間は史上最短だそうだ。これじゃこの先、猛暑と水不足に悩まされる、と思った。

懸念通り、その後は日本列島はとんでもない暑さと、水不足、電力不足に見舞われた。


40℃を越える場所も次々現れ、節電要請、水不足とガタガタの日本列島だった。

翌週は一転、涼しい日が続き、あの暑さもどこへやら。もう、酷暑はおしまいかな?

なんて思っていたら、やはり真夏が戻ってきた。なんたって、まだ7月に入ったばかりですから。


日曜日の午後、急に真夏の天気が戻ってきた。じっとしていられず、軽くお散歩に出かけてみた。

いつものように呑川緑道を蒲田方面へ向かう。


この道はほとんど信号に出会わないので気持ちよく走ることができる。

呑川から内川へ、そして大森ふるさとの浜辺公園へと川沿いにつなぐ。


ここまでくると、都会の浜辺が目の前に飛び込んでくる。

この暑さ、夏本番となれば手っ取り早く海に触れるにはここしかない。すでにかなり賑わっている。

併設された施設では、この暑い中ビーチバレーの歓声が聞こえてくる。


京浜運河へ向かう。いつもの定点観測地点から、はとバスの台数を確認する。

1年前はまっ黄色に埋めつくされるほどバスが駐車していたけれど、ようやくバスを数えられるほどに。

まだまだ昔のようには戻っていないけれど、ここから1台もいなくなる日も近そうだ。


京浜運河沿いの散策路はとっても素敵だ。

上空には羽田へ向かう飛行機が次々と現れる。スマホのカメラでは綺麗に撮れないが、それでも迫力満点だ。

対岸にはモノレールの姿、そして時折釣り船が運河を行き来する。


天王洲アイル方面へ運河沿いの道が繋がっている。付近は住民憩いの散策路だ。

木陰に入ると日差しも遮られて実に気持ちい。


大都会のビル群を目の前に、釣り人も何人か目にする。

いつ来ても、この辺りは人の数も少なくて開放感抜群だ。

天王洲アイル駅の横から、水辺広場(ボードウォーク)へ入ってみる。


「LADY CRYSTAL」という真っ白なレストラン船が停泊している。

これで東京湾をクルーズしたら、こんな暑い日は最高だろうな。


初めてこのボードウォークに入ってみたが、ここは素敵ですね。

自転車禁止かもしれないが、押して歩けば問題なさそうだ。

気にしていたら、前方からシェアサイクルのカップルが、がんがん突っ走ってきたので、自転車OKかな?


ベンチに座って夕涼みもできる。都会の夜景を楽しむこともできる。

刻々と変化する光と影。そして行き交う船、飛行機、モノレール。

ここで運河を眺めながら、時を忘れてぼーっとするのもなかなかいい。

 
 

(2022/7/10 走行)


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