峠への招待 > ツーリングフォトガイド >  ’2020 > 野川・多摩川・生田緑地




まるで3月のような暖かい陽気。
記録的な雪不足。

地球温暖化なのか、異常気象なのか、さっぱり寒くない今年の冬。

適当に午後から走り始める。
 


生田緑地にでも行ってみるかと、駒沢を抜け、深沢から野川へ出る。

風もなく、半袖でもいいぐらいの気温だ。
 


多摩川も穏やかだ。

昨日の大雨の名残が残っているが、晴れ渡った青空がとても爽やかだ。

本当にこれが1月なのかと疑ってしまうほどの暖かさだ。


昨年の台風の復旧工事があちこちで行われている。

専修大学の激坂を登りきると、生田緑地の入口だ。
 


岡本太郎の美術館や、日本民家園など見どころがたくさんある。

園内は自転車は乗車できないので、のんびりと押して歩く。
 


標高100m弱だが、どうしてどうして、なかなかの眺望だ。

多摩川からちょっと頑張って登ると、こんな眺めが手に入るのかと驚きだ。


「七草峠」 標高約80m

何度もここに来ているが、やはり「峠」の名前を見ると感激だ。
 


峠から下ると、川崎市立日本民家園が広がる。

広大な敷地に、水車小屋・船頭小屋・高倉・歌舞伎舞台など25件の建物をみることができる。


残念ながら、そば処「白川郷」は耐震工事の為、2018年6月より休店している。

タイムスリップしたかのような眺めが、心を癒してくれる。
 


ファンにはたまらない客車や機関車の展示もある。

遠い昔、こんな客車に乗ったことがあったような・・・なんて思い出す。

さすがにこの機関車には乗ったことがない。
 


静かな園内だ。広々とした園内に人の姿も少ない。

ちょっと多摩川を離れて、こんなに素敵な空間があるなんて驚きだ。
 


民家園を巡って、おいしいおそばをいただいて、そしてプラネタリウムでも楽しめば最高の一日だ。

こんどゆっくり遊びに来よう。
 


多摩川へ戻る。

二ケ領宿川原堰から二子玉川を目指す。

所々工事が行われていて、道が迂回したり、広くなったり狭くなったりと忙しい。
 


台風の被害で、いまだにまともに使えないグラウンドが多い。

水はけが悪く、水たまりを避けるように子供たちが遊んでいる。


二子玉川
の楽天ビルを正面に眺めながら、ベンチに座ってコーヒーをいただく。

少しずつ、少しずつ多摩川も回復してきた。

のんびり、ゆっくり、味のあるポタリングだった。
 

(2020/1/29 走行)


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