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2008年3月29日(土)


今年も桜が満開の時期になった。

今日はちょっと趣向を変えて、埼玉県の野火止用水から黒目川、新河岸川、柳瀬川と周回してみよう。

野火止用水は、立川市を起点とし埼玉県新座市の平林寺を経て、埼玉県志木市の新河岸川に至る全長約24Kmの用水路だ。今日はそのほんの一部を走ってみる。


新座市総合運動公園に車を置いて走り出す。

野火止用水の入口から一歩入ると、大きな石碑が出迎えてくれる。


野火止用水の緑道は、武蔵野の風情を色濃く残し、実に静かで心癒される空間だ。

行き交う人も少なく、自転車で走っても迷惑になることもない。


道なりに進むと、「桜並木の本多緑道」という案内で車道と合流する。

スタート地点からの距離が短いだけに、自転車ではあっという間に走り終えてしまった。


車道から再びスタート地点へ戻り、反対側の用水路を北へ向かう。

このまま野火止用水を辿ってもいいのだが、今日は満開の桜を堪能するために、黒目川へ向かう。


黒目川に出ると、そこはもう明るく賑やかなお花見会場と化していた。

この陽気に誘われて、黒目川沿いの土手は多くの人で賑わっている。


こんな所では自転車は大迷惑で、当然押して歩くことになる。

しばらくは、人と桜に埋もれながらゆっくりと土手道を散歩する。


新河岸川へ出て、川沿いにのんびりとポタリング。いろは親水公園も大変な賑わいだ。

それにしても満開の桜は見事だ。好天に恵まれて、桜の花もより輝いて見える。


ワンコも人が多くて大喜び。あっちでもこっちでも平和なお花見の光景だ。

サイクリストもこの満開にうっとり。そんな姿を遠くから眺めて、こちらも平和なひととき。


柳瀬川沿いの道に入ると、再び素敵な土手沿いの遊歩道が始まった。

こちらも花見客が多いが、まだ静かな雰囲気を残している。


美しい土手道だ。覆いかぶさるような桜並木の下を通り抜ける。

土手は結構高さがあるため、上からの眺めがまた素晴らしい。


広い河川敷は、多くの花見客で一杯だ。

土手道をゆっくり歩くのもいい。土手に座って眺めるのもいい。そして草地にひっくり返るのもいい。

柳瀬川沿いの道は、なかなか素敵な小道が続く。


都会の花見ではこんなにゆったりとした気分にはなれない。

ちょっと足を伸ばして、人の少ないこうしたところへ来てみると、お花見もずいぶんと気分が違うものだ。

のんびりゆっくり、短いお花見ポタリングだったが、なかなか充実したコースであった。



 
距離: 24.0 km
所要時間: 4 時間 41分 00 秒
平均速度: 毎時 5.1 km
最小標高:  5m
最大標高:  43m
累積標高(登り):  39m
累積標高(下り):  39m


(2008/3/29 走行)


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