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2008年2月23日(土)


今日は見沼代用水をメインに、さいたま新都心をぐるっと周回するコースだ。


首都高に乗って大宮公園へ。すでに多くの車が駐車している。

さっそく自転車を降ろして走り出す。気温は低いが、日差しが暖かい。

芝川へ出ると、静かな小道が続いている。猫ちゃんもひなたぼっこしている。


見沼代用水西縁に分岐して、くねくねと曲がりながら代用水沿いにポタリング。

こういうコースは、真冬のポタリングにちょうどいい。


見沼大橋の手前にちょうどいい休憩所があった。「見沼たんぼの散歩みち」の標識が設置されている。

ここは「氷川女體神社と歴史コース」の休憩所のようだ。

周囲はたんぼが広がり、史跡も多く、のんびり歩くのによさそうだ。


見沼代用水東縁に入ると「緑のヘルシーロード」と書かれた表示がある。なんと素敵な名称だろう。

綺麗な舗装路と、適度な道幅が自転車にちょうどいい。
(緑のヘルシーロード:見沼代用水沿いに延び、行田市の利根大堰から終点の川口市グリーンセンターまでの約60km)


途中の大崎公園でランチタイム。この公園も広くて、そして静かだ。素敵な憩いの場だ。

公園の先で、またまた猫ちゃんに出会う。なんだかとっても元気で仲がいい。


仲良しの兄弟猫だろうか、まったく警戒心がなく、お腹を触っても大丈夫だ。

すっかり懐いてしまってゴロゴロ・・・最後は膝にまで乗ってしまって動けなくなった・・・


ところが、楽しく遊んでいたら急に風が出てきた。たいしたことはないだろうと思っていたら・・・

物凄い突風が吹き荒れ、あっという間に周囲は砂埃で何も見えなくなってしまった。

自転車も吹き飛ばされてこんな状態・・・なんだこりゃ? こんな突風が吹く所なの?  


たっぷりねこちゃんと遊んだ後、見沼通船堀へ。

1731年(享保16年)に完成した閘門式運河(こうもんしきうんが)。


見沼通船堀は、見沼代用水と芝川との3mの水位差を克服するしくみだ。

この時代に、こんな高度な仕組みが出来ていたとは驚きだ。


さっきまでの穏やかな天候が、一気に強風の悪天候になってしまった。

浦和競馬場へ立ち寄ってみるが、ここも強風でじっとしていられないほどだ。


なんだか後半は風に悩まされてしまっていいとこなし。

最後は強風の氷川神社の参道を、ゆっくり走ってスタート地点の大宮公園に戻ってきた。

のんびり走った31.5km。標高差0mという非常に珍しい一日だった。


距離: 31.5 km
所要時間: 5 時間 30分 00 秒
平均速度: 毎時 5.7 km
最小標高:  9m
最大標高:  9m
累積標高(登り):  0m
累積標高(下り):  0m

(2008/2/23 走行)


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