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2005年9月2日(木)

西神楽駅 〜 美瑛・美馬牛峠・深山峠 〜 上富良野駅(輪行周回)
 


昨夜は21時まで車で南下して、道の駅なかがわで車中泊とした。

北海道を走れるのもあと2日。今日はどこを走ろうかと悩む。

前半の利尻・礼文まではしっかりとしたスケジュールを考えていたが、後半はその場しだいだ。


よし、今日は美瑛・富良野辺りを輪行で周回しようと考えた。

西神楽駅に車をデポして、輪行袋を持って走り出す。行けるところまで行って輪行で戻ってくる。


すでに時刻は13時。GPSの画面を頼りに、適当な道を適当に走る。

広々とした田園風景が大きく広がる。さすが北海道の景色だ。なにもかも雄大な眺めだ。


誰も通らない丘陵地を線路に沿って走る。ちょうど富良野線を1両の列車が走ってきた。

帰りはあの列車に乗って帰ってくることになりそうだ。

目的地があるわけではないので、適当に道を選びながら美瑛方面へ向かう。


いろいろなCMで有名なこの辺りの風景。どこに何があるのかさっぱりわからないので適当に走る。

まあ、どこを見渡しても緩やかな丘が続いている。のんびり自転車で走るには楽しい所だ。

道端にちょうどいい休憩所があったので、ランチタイムにする。


途中で出会った花畑の美しさに感動した。広大な敷地に様々な花が咲き乱れる。

さすがに有名な場所だけあって観光客の姿も多い。お花好きにはたまらない観光スポットだろう。


富良野線に沿って国道を緩く登っていくと、「美馬牛(びばうし)峠」の標識が現れた。

今日は峠越えなんてないと思っていたので、ちょっとした驚きだ。


地図上には「美馬牛」の地名はあるが、峠の名前はない。もちろん峠らしさもほとんどない。

そしてその先に今度は「深山(みやま)峠」の標識が現れた。

この峠も同様に、峠の雰囲気はほとんどないが大きく広がる丘陵地帯の眺めが素晴らしい。
 

時刻も16:30 そろそろ今日のフィナーレを迎える時刻になってきた。

そして空模様が怪しくなり始め、ポツポツと雨を感じ始めた。


なんとか富良野の駅まで行きたかったが、どうやら手前の上富良野駅で終わりになりそうだ。

輪行して乗車すれば、西神楽の駅まで6駅、30分少々しかかからない。

最後はもう少しローカル線の景色を楽しみたいと思っていたのだが、あっという間に戻ってきてしまった。


すでに駅前は夕暮れ。車に輪行袋をそのまま乗せれば片付け終了だ。

時刻は18:00 さあて、今日はこれからどこでどうやってすごそうかな?


やっぱり、旅の終わりに向かって苫小牧へ大きく移動しないとだめだろうな。

明日が自転車で走れる最終日。最後のコースは出来上がっている。さあ、今日も夜のドライブだ。


 
距離: 32.9 km
所要時間: 4 時間 10分 00 秒
平均速度: 毎時 7.8 km
最小標高:  144m
最大標高:  290m
累積標高(登り):  288m
累積標高(下り):  224m

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