峠への招待 > ツーリングフォトガイド >  ’1998 >  古洞峠・大日峠



埼玉県秩父郡小鹿野町



花園インターから秩父へ向かう。小鹿野で食料を調達し、車を学校近くにデポする。

天気はくだり坂だが、なんとかもちそうだ。今日のガイドブックは「自転車旅行案内2」にお願いする。
日帰りのショートコースとしてはなかなか面白そうなコースである。

古洞峠へは、札所32番の道標に従っていく。
舗装が途切れダートの登りになると札所32番の案内が現れる。

山道を足元に注意して進む。乗車はできないが歩きやすい道が続く。分岐からわずかで峠に出る。

距離は短いが峠に着くころにはかなり息も荒い。峠には道標と小さな祠がたたずんでいる。
訪れる人もいなければ、風もない。
静かで、雰囲気のある峠だ。一気に下り降りると車道に出る。

大日峠への分岐も道標があるので間違うことはない。しばらくはまた押しが続く。
ハイキングコースではあるが、自転車ではやはり息も絶え絶えになる。
 
スタートが遅かったためかなり薄暗くなりはじめ、ストロボをたきながらの撮影となる。
山道脇には札所巡りの赤いのぼりが立っているが、平日の今日は誰にも会うことはない。

峠には2体の石仏があるが、残念ながら暗くてよく見えない。こちらの峠も雰囲気がいい。

下り始めは倒木が多くほとんど乗車できない。また、小さな沢を何度も渡る。
後半は道も安定してきて乗車率も高くなる。気持ちよく下ると車道へ飛び出る。

このコースの締めくくりは人気の「クアパレスおがの」だ。温泉で汗を流して一日を締めくくる。

 

所要時間:3時間31分 走行距離:8.89km 最高速度:49km


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