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今日は、ニューサイのレポートを参考に、涌井峠と富倉峠を目指す。まずは涌井峠編。
 

ニューサイクリング 1996年9月号 No.387 より
 



目覚めてみれば青空が広がっている。快晴とまではいかないが、今日は雨の心配はいらないようだ。

昨日の不安はなくなり、今日は走るぞと気合いが入る。


ここにデポすることにし、ランドナーを組み立てる。

ニッカーをはき、装備を整える。そしてニューサイのレポートを写す。
 

湧井峠をめざし緩やかに登っていく。ようやくまともに走り出したという気分。

飯山の町をバックに登っていく。しかし今日は暑い。


シャツ1枚で少々不安があったが十分だった。藤ノ木を過ぎ、じりじりと高度を稼いでいく。

舗装のいい路面であるが次第に勾配がきつくなる。


対向の車は結構なスピードで降りてくる。バックの町並みがどんどん小さくなっていく。

幼稚園の遊具を拝借して大休止。昨日までの様子を地図の裏に書き留める。
 

のんびりしていたら、大休止となってしまった。

汗も引いたところで、再び登り出す。

そこから湧井峠旧道までは、それほどなかった。
 

旧道の表示はなかったが右へのダートへ。とても乗れず押していく。

結構しんどい。いまでも人の往来があるのであろうか。旧道にしてはしっかりしている。

荒れてはいない。静かなところである。人気は全くない。
 

こうした道を昔は乗っていったのだろうか。今は足がついていかなくて、押さざるを得ない。

体力的にゆとりがないと、余裕を持って雰囲気を楽しめない。


結構呼吸を乱しながら、峠らしき切通しに着く。直線的なここがどうやら湧井峠のようだ。

何もない。見通しもきかない。静かな峠である。
 

雰囲気のある写真を何枚か撮って、そこそこに下った。

足回りに不安があるものの、この650Bよく頑張ってくれる。


こうした荒れたダートも心配ない。久しぶりの山道に緊張しながら、本線と合流する。

そこから少々下って、関谷で富倉峠入り口へ分岐する。
 

(1997/5/25 走行)


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