峠への招待 > ツーリングフォトガイド >  ’1997 >  大厳寺高原




仕事が忙しく相変わらずの悲惨な週末だが、何とか半休をとる。

帰って準備し5:30に出発。セブンイレブンで食料を仕入れ、関越道を目指す。


関越道まで1時間。後は順調に走る。塩沢SAに9:10到着。

本当は松之山温泉まで行きたかったが、今日はここで終わり。さっそく夜のひとときだ。

ビール、つまみ、そしてテレビ。快適な車内で夜を過ごす。


短いが久しぶりのツーリングがスタートした。しかし天候は冴えない。

今回は、ニューサイの記事を参考に、初日は北信濃エリア、翌日は富倉峠を目指す予定だ。
 

ニューサイクリング 1996年9月号 No.387 より
 



翌朝、暑くて目覚める。天気は何とか曇りだ。インターを出て松之山温泉を目指す。

カーナビが全く使い物にならない。衛星をキャッチしてくれない。ないと結構不便だ。


山越えに時間がかかり、やっと松之山温泉へ。

しかし、食料が手に入らない。食料を探してうろうろ走り回り、結局パンとカップラーメンで我慢する。


いよいよ組み立てる。しかしもう10時。なおかつ雨が降ってきた・・・

腰が重いがここまで来た以上やるしかない。地図に不安があり、ニューサイを持っていくことに。


まあ、適当でいいか。足も死んでいるし・・・とあきらめモード。

大厳寺高原を目指す。しかし登りがきつい。雨がパラパラ、そして装備が重い。


足が死んでいる。持続力がない。くじける。条件は良くなかった。さらにコース状況が不明確だ。

メーターも電池切れ。雨、重装備・・・大厳寺高原までがやっとだった。


ここでのランチタイムがメインとなった。この天気で人も少ない。

野外バーベキュー用のテーブルで雨をしのぎながら始める。
 


まだ残雪がちらほら残っている。ネイチャーストーブが活躍する。

なんと炭まで持ってきたからたき火も熱が入る。ウインナー、さつまあげを焼いて食べる。


寒くて震えが止まらない。吐く息も白く、雨具もずっと脱げない。

2時間ぐらいやっていたかな。いいかげん楽しんだ後、ニューサイの「展望台」をめざしダウンヒル。


しかし場所がわからない。現在地が不明。天気もだめ。足もだめ。残念だが戻って温泉へ行くか・・

結局また登る。そしてあっという間に車に戻ってくる。これしか登っていないのか、体力落ちたと実感する。


松之山温泉、鷹ノ湯。300円。そこそこお客さんが入っている。

適度の温度、露天。いくらか硫黄の匂い。これぐらいの走りが今日は適当かな。
 


さて、今日はこれから飯山へ。いざ飛ばす。汗を流して快適。ミュージックも快適だ。

しかし雨は止みそうもない。明日の事を考えるとこれで帰ろうかと悩んでしまう。しかし明日に賭けよう。


飯山までかなりあった。ナビがないとよけいにつらい。何とか直さないと。

うまいもの食べようと飯山市内を巡る。しかし気に入らない。今日もセブンイレブンで買い出し。


夜のねぐら探しは大変だったが、何とか線路脇に静かな場所を見つける。

しかしテレビは映らない。さて、明日はどうする? そしてここはいったいどこだ?
 

(1997/5/24 走行)


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